
一日の始まりに、職人としての気持ちを整える。
塗装職人の一日は、朝、現場に向かうところから始まります。
道具を準備し、車に乗り込み、その日の現場へ向かう。
まだ街が少し静かな時間に動き出すこともあります。
現場に向かう朝は、ただ移動しているだけの時間ではありません。
今日の作業内容を考えたり、昨日の続きはどこから始めるかを確認したり、天気や段取りを気にしたりしながら、少しずつ仕事の気持ちに切り替えていきます。
塗装工事は、現場ごとに状況が違います。
住宅、アパート、マンション、工場、倉庫、店舗。
建物の形も、傷み方も、作業する場所も同じではありません。
だからこそ、朝の準備が大切です。
今日は洗浄なのか。
養生なのか。
下地処理なのか。
塗装なのか。
仕上げや確認なのか。
一日の流れを意識して現場に入ることで、仕事の質も変わっていきます。
現場に着いたら、まず周りを見る。
道具を準備する。
仲間と声をかけ合う。
安全を確認する。
そうした一つひとつの行動が、良い現場づくりにつながります。
もちろん、毎日楽な気持ちで向かえるわけではありません。
夏は暑く、冬は寒い。
体が重い日もあります。
大変な作業が待っている日もあります。
それでも、現場に立ち、体を動かし、少しずつ作業が進んでいくと、気持ちも前に向いていきます。
昨日まで古く見えていた外壁が、少しずつきれいになっていく。
サビていた鉄部がよみがえる。
足場が外れたとき、建物全体が明るく見える。
その変化を自分たちの手でつくれることは、塗装職人の大きなやりがいです。
朝、現場に向かうということは、ただ仕事場へ行くことではありません。
お客様の大切な建物を守るために向かうこと。
仲間と一緒に、今日の仕事を積み重ねること。
自分の技術を少しずつ磨いていくこと。
その毎日の積み重ねが、職人としての力になります。
富士塗工は、これからも一日一日の現場を大切にし、朝の準備から最後の片付けまで、誠実な仕事を積み重ねていきます。
これまでのコラムでも、塗装はただ色を塗るだけではなく、建物を守る仕事だと大切にしてきました。
朝、現場に向かう一歩一歩が、建物を守る仕事と、職人としての成長につながっていきます。
