
塗装職人の仕事というと、
「壁に色を塗る仕事」
そんなイメージを持っている方もいるかもしれません。
もちろん、建物をきれいに仕上げることも私たちの大切な仕事です。
しかし、塗装にはそれ以上に重要な役割があります。
雨や紫外線から建物を守り、劣化を防ぎ、そこで暮らす人や働く人の生活を支えること。
普段はあまり意識されないかもしれませんが、塗装職人の仕事は、誰かの大切な建物を守る仕事でもあります。
塗装は建物を守るためにある
建物は完成した瞬間から、雨や風、紫外線などにさらされ続けます。
時間が経てば、外壁や鉄部なども少しずつ劣化していきます。
そこで必要になるのが塗装です。
適切な下地処理を行い、塗膜をつくることで建物を保護する。
見た目をきれいにするだけではなく、建物をできるだけ長く良い状態で使うために塗装があります。
自分たちが施工した建物が、その後も長く使われていく。
そこには職人として大きなやりがいがあります。
建物を守ることは、人の暮らしを守ること
私たちが塗装している建物の中には、人がいます。
マンションであれば、そこで毎日生活している方がいます。
学校、病院、店舗、工場、オフィスなどにも、それぞれ利用する人や働く人がいます。
職人から見れば一つの「現場」でも、そこは誰かにとって大切な生活や仕事の場所です。
だからこそ、ただ工事を終わらせればいいわけではありません。
自分たちの仕事の先に、その建物を使う人がいる。
そのことを考えて仕事をすることが大切だと思っています。
完成すると見えなくなる仕事にも意味がある
塗装工事には、完成すると見えなくなる工程がたくさんあります。
下地処理。
ひび割れや傷んだ部分の補修。
ケレン。
清掃。
下塗り。
こうした仕事は、完成した建物を見ただけでは分からないかもしれません。
しかし、仕上がりや耐久性を考えるうえでは、とても大切な工程です。
見えるところだけをきれいにするのではなく、見えなくなる部分まで丁寧に施工する。
そこに職人としての責任があります。
街の景観をつくっている仕事でもある
塗装が終わった建物を見ると、街の印象まで変わることがあります。
色あせていた外壁がきれいになり、建物全体が明るくなる。
古く見えていた建物が、塗装によってもう一度新しい表情を取り戻す。
自分たちが施工した建物の前を数年後に通ったとき、
「ここは自分たちが塗った建物だ」
と思えるのも、この仕事ならではの喜びです。
仕事が形として街に残り続ける。
塗装職人は、建物だけではなく街の景観をつくる仕事にも関わっています。
「ありがとう」と言ってもらえる仕事
工事が終わったとき、お客様から、
「きれいになったね」
「ありがとう」
と言っていただけることがあります。
職人にとって、その言葉はとても嬉しいものです。
暑い日も寒い日もあり、決して楽な仕事ばかりではありません。
それでも、自分たちが一生懸命施工したものを喜んでもらえる。
誰かの役に立ったことを直接感じられる瞬間があります。
それも塗装職人を続ける大きなやりがいの一つです。
技術を身につけるほど、守れるものが増えていく
新人の頃は、まず道具の使い方や基本的な作業を覚えるところから始まります。
最初はできることが少なくても、経験を積めば少しずつ仕事の幅が広がっていきます。
建物の状態を見られるようになる。
適切な施工方法を考えられるようになる。
難しい場所も任せてもらえるようになる。
後輩に技術を教えられるようになる。
自分の技術が高くなるほど、より多くの仕事を任されるようになります。
身につけた技術を使って、人の大切な建物を守れる。
それが職人として働く価値だと思います。
自分たちの仕事が、誰かの未来につながっている
塗装職人は、普段あまり目立つ仕事ではないかもしれません。
しかし、私たちが塗った壁や鉄部は、その後何年も建物を守り続けます。
今日の仕事が、建物のこれからを支えていく。
そして、その建物を使う人たちの暮らしにもつながっていく。
そう考えると、一つひとつの作業にも意味があります。
富士塗工では、ただ「塗る」だけではなく、自分たちの仕事が誰のためにあるのかを考えられる職人を育てていきたいと思っています。
自分の手で建物を守る。
自分の技術で誰かの役に立つ。
そして、自分が携わった仕事が街に残っていく。
塗装職人は、建物を守ることで、人の暮らしと未来を支える仕事です。
そこに、この仕事の大きな価値と誇りがあるのだと思います。
