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「合わない」と決める前に、もう少し向き合ってみませんか。

執筆者 | 2026年7月1日 | 全てのコラム, 職人向けコラム


自分に合う仕事を探して転職したものの、

「思っていた仕事と違った」
「人間関係が合わない」
「やりがいを感じない」

そんな理由で、また転職を考える人もいます。

もちろん、本当にその仕事が自分に合っていない場合もあると思います。

ですが、「合わない」と決める前に、一度考えてみてほしいことがあります。

それは、

自分から仕事に合わせる努力をしただろうか。

ということです。

塗装職人の仕事も、最初から面白さが分かる仕事ではありません。

道具の名前も分からない。
養生もうまくできない。
先輩の動きについていけない。
怒られることもある。

最初のうちは、できないことばかりです。

だからこそ、多くの人が「向いていないかもしれない」と感じます。

でも、本当の面白さややりがいは、その先にあります。

少しずつ技術が身についてくる。

養生が早くなった。
塗るのが上手くなった。
先輩に認められた。
現場を任されるようになった。

そうした積み重ねの中で、仕事を見る景色が変わっていきます。

職人の世界は、続けることで初めて見えてくるものがたくさんあります。

実は恋愛も少し似ています。

好きな人ができた時、

「相手に合わせるのが面倒だ」

とはあまり思いません。

相手のことを知りたい。
喜んでもらいたい。
もっと近づきたい。

そう思うから、自分から歩み寄ります。

そして、その時間を楽しいと感じます。

仕事も同じかもしれません。

最初から好きになれなくても、

もっと知ろうとする。
もっと上手くなろうとする。
もっとできるようになろうとする。

そうやって向き合い続けることで、仕事への見方は変わっていきます。

特に塗装職人の仕事は、続けるほど面白くなる仕事です。

建物の状態が分かるようになる。
塗料の違いが分かるようになる。
仕上がりの良し悪しが分かるようになる。

そして、自分の技術で建物を守れるようになる。

それは簡単には手に入らない、大きな喜びです。

以前の「小さな積み重ねが、一生ものの技術になる」という考え方にも通じます。

仕事に恋をするように没頭する。

そこまで夢中になれた時、

きっとお金では測れない達成感や誇りを感じられるはずです。

富士塗工は、これからも職人一人ひとりの成長を大切にしながら、建物を守る技術を次の世代へつないでいきます。

「合わない」と決める前に、まずは仕事に恋をするくらい向き合ってみる。その先に、本当の面白さが待っているかもしれません。