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塗装職人はきつい?それでも続けることで見えてくる仕事の魅力

執筆者 | 2026年9月6日 | 全てのコラム, 職人向けコラム

楽な仕事ではない。だからこそ、身につく技術と味わえる達成感がある。

「塗装職人って、きつい仕事ですか?」

これから塗装職人を目指している人にとって、気になるところだと思います。

実際、塗装職人の仕事には大変な部分があります。

夏は暑く、冬は寒い。

体を使う仕事も多く、高い場所で作業することもあります。

覚える材料や施工方法もたくさんあります。

決して、楽な仕事とは言えません。

しかし、それだけで塗装職人という仕事を判断するのは、少しもったいないと思います。

なぜなら、続けて経験を積んだからこそ見えてくる魅力が、この仕事にはあるからです。

夏の暑さ、冬の寒さは確かにある

塗装職人は、屋外で作業することが多い仕事です。

夏の暑い日もあれば、冬の寒い日もあります。

現場によっては階段を何度も上り下りしたり、材料や道具を運んだりすることもあります。

最初のうちは、仕事が終わると体が疲れている日もあるでしょう。

また、天候によって予定通りに仕事が進まないこともあります。

こうした部分は、塗装職人を目指す人にもしっかり伝えておきたいところです。

大変な部分があることも、この仕事の現実です。

覚えることもたくさんある

塗装は、ただ刷毛やローラーで塗ればいい仕事ではありません。

建物の状態。

下地の種類。

塗料の特徴。

乾燥時間。

施工する順番。

養生の方法。

道具の使い方。

安全について。

最初は覚えることが多く、

「こんなに覚えられるかな。」

と思うこともあるかもしれません。

でも、毎日現場に出ていると、少しずつ分かることが増えていきます。

昨日まで分からなかったことが、ある日当たり前にできるようになる。

そこから職人としての面白さが始まります。

続けるほど、自分に技術が残っていく

塗装職人の大きな魅力は、経験したことが自分の技術として残っていくことです。

刷毛をきれいに使えるようになる。

ローラーでムラなく仕上げられるようになる。

養生が速く、きれいになる。

材料の特徴が分かる。

建物を見て、必要な作業を考えられる。

現場全体の流れが分かる。

一年、二年、三年と経験を積めば、できる仕事は確実に増えていきます。

身につけた技術は、一生使える自分自身の財産になります。

自分の仕事が「形に残る」

塗装職人には、完成した仕事を自分の目で見ることができる喜びがあります。

工事前は古くなっていた建物が、自分たちの手によってきれいになっていく。

足場が解体され、完成した建物を見たときには、大きな達成感があります。

数年後、その建物の前を通ったときに、

「ここ、自分たちが塗ったんだ。」

と思えることもあります。

自分が身につけた技術によって、仕事が街の中に残っていく。

これは職人ならではの魅力だと思います。

信頼され、仕事を任されるようになる

続けていると、技術だけではなく周りからの見られ方も変わってきます。

最初は先輩について仕事を覚えていた人が、やがて一人で作業を任される。

さらに経験を積めば、

「この現場を頼む。」

「後輩に教えてあげて。」

と任されることも増えていきます。

お客様や仲間から、

「あの人なら安心だ。」

と思ってもらえるようになる。

職人にとって、これは大きな自信になります。

きついからこそ、得られるものもある

簡単な仕事ではないからこそ、続けた先には価値があります。

技術が身につく。

できる仕事が増える。

自分の成長が分かる。

仕事が形として残る。

人から必要とされる。

そして、職人としての誇りが生まれる。

最初からこの魅力をすべて感じられるわけではありません。

仕事を覚え、失敗し、経験を重ねていく中で、少しずつ分かってくるものだと思います。

富士塗工でも、塗装の仕事を「楽な仕事」として伝えるつもりはありません。

大変なこともあります。

うまくいかない日もあります。

それでも、一つずつ乗り越えていけば、その経験は自分の力になります。

そして何年か経ったとき、

「あのとき続けていて良かった。」

と思える技術が、自分の中に残っているはずです。

きついからこそ、得られるものがある。
塗装職人の仕事には、続けた人にしか分からない確かな魅力と誇りがあります。